ポーランドのレーベルSound Riot Recordsより、2005年初春リリース予定のフィンランドのシンフォニック・パワー・メタル・バンドの3曲入りプロモCDです。フィンランドらしい期待を裏切らない良質な楽曲が聴け、そのうち日本盤が出てもよさそうな感じです。3曲ともスピード・チューンはなかったものの、クラシカルなメロディを背に、情感たっぷりのヴォーカルがパワフルに楽曲を盛り上げていくタイプで、グッと心惹かれました。個人的には、おお～っ！！という変化が全体的にもうちょっと欲しいところ。印象に残るような魅力的な部分があるのに、途中で弱まっていってしまうような・・・。 この段階ではまだ同郷のREQUIEMほどの魅力は感じられませんでしたが、輸入盤だけで終わりそうなバンドではなさそうです。他の曲も気になるし、アルバムに期待して。

【収録曲】

1.A Moment in the Spotlight

2.My Legacy

3.Reality Bends

2000年Jarmo Myllyvirta(Key)によって、Henri Prikkalainen(Dr)、Timo Sahlberg(B)、Tero Vaaja(G)、というメンバーが集められ、その後Jarmo Paakkonen(Vo)が加わり活動を開始し、そこにKimmo Hanninen(G)が加わり、ツイン・ギターという現在の編成になりました。2001年彼ら初の3曲入りデモ"Forlorn"、2003年5曲入りデモ"Obsession To Prosper"を発表し、2003年Sound Riot Recordsとの契約を手に入れました。その後アルバムの制作に取り掛かり、今年2005年1stアルバム"PRIMAL EXHILE"がリリースされる予定。 で、現在ですがギターリストの一人、Kimmo Hanninenが脱退してしまったみたいです。