スペインの正統派ハードロックJUPITERの2nd。相変わらず爽やかなメロディは健在ですが、軽快な疾走感のある楽曲が増えて哀愁さもアップしたせいか前作とはまた違ったカッコよさがあり、キャッチーなメロディと泣きのギターソロがとても熱いです。また前作は曲によってはスペーシーさやポップ調の楽曲もあったりしましたが、今作は若干硬質感が出ていてとてもよかった。ヘヴィメタルとしては少し薄さを感じますが、印象的な歌メロが多くて満足感が高いです。 お気に入りはA面#1のキラー疾走チューン、爽やかな疾走感が堪らないA面#2、そしてB面ラストのパワーチューンにガッツポーズです。80年代のスパニッシュハードロックやヘヴィメタルが好きな方にオススメの良盤です。

スペインの正統派ハードロックJUPITERのデビューアルバム。北欧メロハーをイメージさせられる爽やかで透明感のあるサウンドと80年代ならではのロックンロール調のメロディがとてもカッコよく、ほのかに香るスパニッシュ特有の哀愁さが堪りません。安定感のあるハイトーン・シンガーがグイグイ引っ張り、耳に残る良質なメロディがグッと胸を熱くさせます。 またクラシカルなギターのソロもなかなかカッコよく、多少垢ぬけた所もありますが個人的には結構気に入っているスペインの隠れた名盤？の一つです。