大阪のメロディックメタルKAIZERのデビューアルバム。バンド自体はヴィジュアル系の格好をしていますが、北欧を彷彿させる、ややかげりのあるメロディアスなヘヴィメタルをやっており、線の細いハイトーンシンガーを中心に泣きのクラシカルなギターは流麗でとてもクールに弾きまくっています。また#1、#6、#7の疾走チューンはドラマティックな曲展開もあってオッと思わせる良曲です。 ただ音圧が無く少し薄ぺらい感じがするのは残念ですが、クラシカルなギターやリズム隊のメロディセンスはとてもよくクオリティは高いです。久しぶりに聴きましたが昔よりインパクトが無くなったのは耳が肥えたせいかな。