ツインギターが印象的なバンドHANAKENの1stです。 多くのバンド同様？に、1枚目らしい薄っぺらい印象が拭えない作品といった印象です。 しかし、内容は良いと言えるでしょう！ゴチャゴチャ感はあれど、ギター中心に盛り上げていく展開がまさしくメタル！ 疾走感もあり、ライヴなら文句無しに大きなウェーブが起こっているだろう曲も多いです。 別の書き方をすれば、2ndで化けた！なんて言われるバンドでしょうか。 見直す点は多くありますが、メタルのツボを分かっているような曲が多いだけに、もったいない感じの作品といった印象です。 こういう曲が創れるんなら、もっと良い出来になるだろう？？そう思わずに入られません。 特に、6曲目の "Disyuncion" のイントロは失神しそうなくらい好きなメロディで、 聴くたびに頭の中がピカーンと光ります（笑）。そんな "おおっ～！！" といったセンスが散りばめられた、 今後が楽しみな作品でした。

ちなみに、残念ながら2007年にギターのEugenio Velaはバンドを去り、元LORIHENのJavier Barrozo(Vo)のバンド MAGNOSで活動しています。彼はここで、かなり才能を発揮していますのでこちらも聴いてみてください。

また、ドラマーのHernan Coronelは復活したIMPERIOのメンバーとしても活躍しています。

★ゲスト参加者

4. Ivan Sension - JERIKO, WATCHMEN

12. Christian Bertoncelli - RENACER